少しだけ分かった村上春樹に惹かれる理由

2018年10月20日 blog / HikaruTakakura

今年は村上春樹をずっと読んでました。

  • 世界の終わりとハードボイルドワンダーランド
  • ノルウェイの森
  • タンスダンスダンス
  • 国境の南、太陽の西
  • ねじまき鳥クロニクル
  • スプートニクの恋人
  • 海辺のカフカ
  • 1Q84
  • 色彩を持たない田崎つくる

読みました。

めっちゃおもろいってわけでもないけど、何か読んでしまう。

世界の終わりと海辺のカフカがすきです。ドライに見えて全部切ないです。

1Q84は全6巻もあるのでおすすめしないです。

大体のストーリーは全作ほぼ同じです。

  1. 喪う(恋人、妻、親友を)
  2. 主人公か喪った人があっち側の世界に行く
  3. 主人公か喪った人はこっち側の世界に帰ってくるかそのままあっち側の世界に行ってしまう

死んでしまった奥さんを取り戻す為に黄泉の国にいくイザナミの神話に似ていると思いました。

村上春樹に対する評価は

  • それまでの貧乏臭い純文学、日本情緒の呪縛を断ち切り、英米の文学からの影響を受けたスタイリッシュな文体
  • それゆえに西洋かぶれでかっこつけで薄っぺらい

という考え方が昔は多かったらしいです
新しい時代を作った故にアンチも多い的な

しかしこのブログを読めば驚きます。
内田樹という大学教授で評論家のブログです。

村上春樹の系譜と構造 -内田樹の研究室

すごく長いので読むのめんどくさいかも

ざっくり言えば、昭和文学が失ってしまった、古事記や源氏物語に描かれたもののあはれの考え方を取り戻した初めての作家が村上春樹であるという考察です。

ずっと昔から日本の根底に流れていた想いを描き直した作家が村上春樹という説

胸が熱くなりました、
村上春樹に惹かれる理由が少しわかった気がします。

このブログを書いた内田樹さんが魔女の宅急便について書いた考察も泣けます。切なすぎて。
ジブリの教科書 魔女の宅急便という本に収録されています。

終わり

P.S 千と千尋以降の宮崎駿は完全にあっち側に行っちゃっててだいすきです。